会社設立の流れ
会社を設立する場合、まずは理想とする組織図や経営方針などを定めます。そのうえで、最も自身の理想に合致した会社の種類を選択することになります。ここでは起業の際に選ばれることの多い株式会社の設立の流れについて簡単にご紹介します。
まず、会社を設立するにあたっては、会社の憲法とも称される「定款」を作成するところからスタートします。定款には、会社の名称(商号)や本店所在地、事業の目的や会社の機関設計などを綿密に記述します。特に、株主総会に関することなどについて記載する相対的記載事項というものは、定款に明記しておかなければ法的効力を発揮しないため、書き損じなどがないように十分注意する必要があります。また、作成した定款は公証人役場にて認証を受けなければなりません。
定款の認証を得られ、資本金の振込も完了しているようであれば、あとは登記手続を進めていきます。登記に必要な書類は申請書のみならず、印鑑証明書など複数枚に渡ります。書類が1枚不足しているだけで申請は受理されず、再度出直さなくてはなりません。手続きを円滑に進めるためにも、ケアレスミスには細心の注意が求められます。
法務局での登記申請が無事に終わり、訂正などがなければ最短10日ほどで登記完了です。登記完了後は、税務署や年金事務所などで諸手続きを経れば本格的に事業をはじめることができます。会社設立を円滑に行い、事業運営にかかるコストの削減を目指すのであれば、税理士などの専門家による創業支援サービスを活用すると良いでしょう。
当事務所は法人設立を多く手掛けている司法書士と提携し、ワンストップでサービスを提供しています。改めて司法書士を探す手間はございませんので、会社設立に関してお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。
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